ジェンダー貧乏

ジェンダー貧乏、それはジェンダー的負け組である。
自分が社会のジェンダー役割に降りまわされ、ジェンダーから自由なメンリバ等を嫉妬とあせりの目で見、果ては無分別にも軽蔑してしまう。これといった根拠すらなしに。金はある地位はあるがジェンダー貧乏という人間はいる。本人がそれで満足してるなら、なにも言うまい。逆に、金も地位もないが、ジェンダー的に自分の望む生き方、あり方を追求実現し、満足して幸福して生きてる人もいる。これは「ジェンダー金持ち」である。
金持ちジェンダー、貧乏ジェンダー
ここまでくると、「金持ち・貧乏」というのが、ここでは、たんなる比喩であることに気づくだろう。だが、こういう比喩が有効なくらいに、「金持ち・貧乏」という言葉は、現代人を捕らわれている。
この言葉を比喩として使って、このようなことを言うことで、逆説的に別の価値観を提示することを試みてみました。